■メールサーバ■
ArGoSoft Mail Serverの導入と設定はこちらです
2004.04.09 追記 どうしても送ることができないメールアドレスにRadishでメールを送る設定
DNSサービスでMXレコードに取得したドメイン名を入れることで,自宅メールサーバが稼動できます.
メールサーバがあると,メールアドレスに好きな名前がつけられますし,作成するアドレスはいくつでもできますので,使い分けをしたい人にはもってこいです.
■CGIで使うsendmailはサーバにsendmail.cgiを入れてあるので,単純なメールサーバを探して入れます.
メールサーバにはPOP(受けるサーバ)とSMTP(送るサーバ)の2つあるのですが,POPは簡単に設定できますが,SMTPは初心者にはハードルが高すぎます.
そこで,SMTPは契約プロバイダのサーバを使うタイプのメールサーバを入れることにしました.
これは特に必要ないかもしれません.
■メールサーバも日本製のBlackJumboDogを入れました.(バージョンは3.2.0です)
BlackJumboDogはApacheのようにHTTPサーバなどの複合サーバソフトですが,今回はメールサーバとしてのみ起動させています.
POPとSMTPを持っていますが,SMTPは別ソフトで連携させています.Ver3からは機能改善があるようです.
■POPサーバの設定
BlackJumboDogを起動し,メールサーバ以外を使用しないように設定します.
メールサーバ設定にはタブがたくさん並んでいますので,タブごとに説明します.
【基本設定】
ここでは,ドメイン名,メールを保存するディレクトリの2ヶ所を設定します.
ここのSMTPポートは変更しません.
【追加ドメイン名】
他にドメインを持っている場合,ここに追加します.
【ヘッダ制御】
設定しません.
【サーバ配信】
後述
【インターネット転送】
設定しません.
【中継許可】
ここは必ず設定が必要です.これを設定しないとリレーメールに利用されてしまいます.
要するに,LANに繋がっている内部PCからしか制御を受け付けないという設定です.
上の絵ではローカルIPアドレスが192.168.0.XXXの場合ということになります.ご注意ください.
【別名指定】
設定しません.
【利用者】
メールアカウントとパスワードはここで追加します.
モザイクを掛けているので少しきたないですが,アカウントを追加すると左にチェックマーク付きで一覧表示されます.
管理者のアカウントは,エラー通知などをどのアカウントに送付するかということです.
管理は私が全て行いますので,私のメーラーにmasterというアカウントを入れておきます.
【パスワード変更】
利用者がパスワードを変更することを許すことができますが,これは触りません.
以上でPOPサーバは設定完了です.
■SMTPサーバの設定
SMTPはBlaclJumboDogを中継して,Rdishで行います.(バージョンは2.2.0です)
上の赤い個所が設定の必要な個所です.
DNSアドレスは,プロバイダのアドレスを入力します.
■ポートの設定
SMTPをRadishで行う場合,ポートの変更が必要です.
SMTPポートは通常25ですが,このままだとSMTPもBlackJumboDogに行ってしまいます.
そこで,Radishのポートを25以外に変更します.
変更はRadishのインストールディレクトリにあるRadish.Datをテキストエディタで書き換えすることになります.
15行目にある25を書き換えます.(空いているポートならどこでもいい)
Port=10025
これでRadishを再起動します.
■POPサーバの設定変更
BlackJumboDogを再設定します.
このようにして,ポート10025はRadishに転送されます.
Radishを使わずにここで直接プロバイダのDNSを指定することもできます.
自ドメイン宛のメールも転送の対象にする にはくれぐれもチェックいれてはいけません.
受信.転送のループに陥り,大変なことになります.
■メールクライアントの設定
通常の設定とは異なりますので,メーラー側も設定変更が必要です.
POP3サーバ:192.168.1.xx(サーバPCのアドレス)
SMTPサーバ:192.168.1.xx(サーバPCのアドレス)
認証は必要なし
SMTPポート:10025
SMTPを変更しないと,送信メールはBlackJumboDogに行ってしまい,送信できません.
またLANの外から自宅サーバのSMTPを使用することはできません.
Radishは現在バージョン3として,単独のメールサーバに変身を遂げようとしています.
したがって,正式にリリースがあれば,こちらにメールサーバを替えます.
■DNSサービスにMXレコードを送る(サブドメインの場合のみ)
これをやらないとメールが使えません.
DiCEにはあらかじめIPアドレスの変更のイベントを作成していますが,ここにイベントを追加します.
イベントタイトルはMXレコードとでもしましょう.


このようにしてMXレコードの設定をし,一度イベントを更新します.
これで自宅サーバのメールサーバが稼動しました.
■メールサーバを入れたなら,必ずウィルスチェックプログラムをインストールしましょう.
どうしても送ることができないメールアドレスにRadishでメールを送る設定(2004.04.09追記)
このメールサーバからyahoo.co.jp宛のメールを送ると,Radishのログにエラーが出ていました.
長い間気づいていなかったのですが,このたび改善したのでメモを残します.

Radishをインストールすると空のHosts.datというファイルが出来ています.
これは,よく理解していませんが,ホスト名とIPアドレスの強制関連付けファイルです.(だと思います)
そこで,このファイルにyahoo.co.jpのIPアドレスを書き込みます.
そのために,yahoo.co.jpのIPアドレスを調べます.
Dosプロンプトから

nslookup_-type=MX_yahoo.do.jp

と打ち込みます.ここで2箇所のアンダーバーはどちらもスペースを表します.

X:\XXXX>nslookup -type=MX yahoo.co.jp
Server: ns1.nantara.jp
Address: xxx.xxx.xxx.xxx

Non-authoritative answer:
yahoo.co.jp MX preference = 10, mail exchanger = mta12.mail.yahoo.co.jp
yahoo.co.jp MX preference = 10, mail exchanger = mta13.mail.yahoo.co.jp
yahoo.co.jp MX preference = 10, mail exchanger = mta14.mail.yahoo.co.jp
yahoo.co.jp MX preference = 10, mail exchanger = mta15.mail.yahoo.co.jp
yahoo.co.jp MX preference = 10, mail exchanger = mta16.mail.yahoo.co.jp
yahoo.co.jp MX preference = 10, mail exchanger = mta17.mail.yahoo.co.jp
yahoo.co.jp MX preference = 10, mail exchanger = mta18.mail.yahoo.co.jp
yahoo.co.jp MX preference = 10, mail exchanger = mta19.mail.yahoo.co.jp
yahoo.co.jp MX preference = 10, mail exchanger = mta20.mail.yahoo.co.jp
yahoo.co.jp MX preference = 10, mail exchanger = mta21.mail.yahoo.co.jp
yahoo.co.jp MX preference = 10, mail exchanger = mta22.mail.yahoo.co.jp
yahoo.co.jp MX preference = 100, mail exchanger = mta10.mail.yahoo.co.jp
yahoo.co.jp MX preference = 10, mail exchanger = mta11.mail.yahoo.co.jp

yahoo.co.jp nameserver = dnsg01.yahoo.co.jp
yahoo.co.jp nameserver = dnsn201.yahoo.co.jp
mta12.mail.yahoo.co.jp internet address = 211.14.15.23
mta13.mail.yahoo.co.jp internet address = 211.14.15.24
mta14.mail.yahoo.co.jp internet address = 211.14.15.25
mta15.mail.yahoo.co.jp internet address = 211.14.15.26
mta16.mail.yahoo.co.jp internet address = 211.14.22.112
mta17.mail.yahoo.co.jp internet address = 211.14.22.113
mta18.mail.yahoo.co.jp internet address = 211.14.22.114
mta19.mail.yahoo.co.jp internet address = 203.141.34.223
mta20.mail.yahoo.co.jp internet address = 203.141.34.224

ここで必要なのは一番最初に出てくる

mta12.mail.yahoo.co.jp

と,アドレスで最初に出てくる

211.14.15.23

この2つです.

ここでRadishを一度終了し,この2つの情報を,タブで区切ってHosts.datに書き込みます.(上書き保存)
Radishを再起動すれば終了です.
自ドメインから自ドメインにメールが送れない場合
これも,今日まで気づいていませんでしたが,アドレスによって送れたり,送れなかったりしていたようです.
この場合の対処も,上記のHosts.datに自ドメイン名とサーバのローカルIPアドレスをタブで区切って書き込むだけでOKです.

Hosts.datを書き換える場合は必ずRadishを終了し,書換え後Radishを再起動します.
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