土留工その12000.05.04撮影

国道303号,福井県遠敷郡上中町に「若狭熊川宿」という道の駅があります.
これはその建物のすぐ裏にある道路擁壁の様子です.
ちょっと気になったので寄ってみました.
写真をクリックすると大きな写真が見られます.



(1)土留め4兄弟!
パイル擁壁
アンカーフレーム
化粧ブロック積擁壁
重力式擁壁


(2)(1)の向かって右側から見たところ.


(3)(1)の向かって左側から見たところ.
ただのパイル擁壁にしか見えません.


(4)長男パイル部
水抜きパイプからではなく,目地から水が出てます.
勉強になります.


(5)次男アンカーフレーム部
植栽の発想はいいのですが,この植栽ではねえ.

三男化粧ブロック積擁壁と,手前の四男重力式擁壁は省略


(6)(2)の一番手前に橋が見えますがここがこれ!
結構な水量です.


(7)(6)で気になったので,パイル擁壁に上りました(横から)
やっぱり,水が多いです.
連日晴れでしたから,いつもこれくらいあるのでしょう.
(4)で,目地から水が出ているのは,施工時の管理ミスです.


いかがですか?
なにげなく見るごく普通の風景ですが,我々が見ると,ついついあら捜しをしてしまいます.
でも,これはあら捜しではなく,スキルアップです.
やっぱり設計者は現場をよく見ないとダメです.
山間部の擁壁では,特に水に注意しないといけません.
わざと,雨降りに調査に行ったりするのは,このためです.

いまは出来上がったばかりできれいなこのパイル擁壁も,
あと何年かすれば,水がパイプ以外の場所で,噴き出すでしょう.
どうも擁壁の裏側に水の対処が施されていないようでした.

←戻る